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研究室で取得を支援する資格

公害防止管理者

水を排出する工場では,公害防止のための業務をおこなう有資格が必要であり,そのための国家資格である。産業環境管理協会 が試験実施業務をおこなっている。廃水を排出する側ではなくその水の分析をおこなう側の環境分析コンサルタント業でも有資格者を優遇しており,環境分析コンサルタント・サービス業や水処理施設の維持管理業への就職には有利な資格である。実務経験は必要なく,浦瀬研究室に在学中に,あるいは,環境分析コンサルタント業などに勤務したのちにこの資格を取ったOBが多い。水質4種が最も簡単で,4年生で合格した者もいる。浦瀬は水質1種の資格を保有し,参考書の執筆 もしています。資格取得へ向けて参考書の貸し出し,ポイントのアドバイスもします。

環境計量士

経済産業省が,主管する国家資格で,ものを測ることに関する資格で,環境分析業など汚染物質の濃度などを計量する業種に就職する場合に絶体的に有利な資格である。実際,濃度測定などの実務に携わるもののがこの資格を取得すると待遇の向上が見込まれる。一般計量士のほかに,環境計量士[濃度関係]と環境計量士[騒音・振動関係]があり,環境分析業の場合には,環境計量士が必要とされる。環境計量士[濃度関係]は化学の環境計量士[騒音・振動関係]は物理の知識が必要で,また,計量管理のための統計学や関連法規の知識も必要である。この資格取得は公害防止管理者よりも難しく,環境計量士[濃度関係]の合格率は10%台である。浦瀬もこの資格に合格しています。資格取得へ向けて参考書の貸し出し,ポイントのアドバイスもします。一般社団法人日本環境測定分析協会 が発行する「環境計量士への近道」という有名な参考書もあり。

臭気判定士

におい・かおり環境協会 が試験業務をおこなっている国家資格である。悪臭苦情対策など悪いにおい系の資格であるが,化粧品関連などの良い香り系の資格としても有効な場合がある。委託測定などを行う環境分析コンサルタント・サービス業に従事する者の受験者が多い。嗅覚の仕組みや特徴,環境関連法規,悪臭の測定,結果の統計処理などについての筆記試験と実際の嗅覚試験がある。嗅覚試験は正常な嗅覚をもっているかどうかを試験するもので,特ににおいに鋭敏である必要はない。過去問の貸し出しなどを浦瀬研でも行っています。

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