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研究室運営方針

各人がテーマを持つ

当研究室では,各人が研究課題を持って,自ら考える能力を育てることが,研究の効率よりもより重要なことと考えていますので,分業・下請け・横投げは,可能な限り排除しています。ただし,化学分析の手法やリアクターの運転などは,何人かの学生が協力して行っています。また,他人の研究に興味を持つ心も大切なので,学生同士が議論できるような研究打ち合わせミーティングを開催しています。ミーティングでは,他の人の発表に対して必ず1回質問をすることを義務としています。

資格の取得の後押しをします

公害防止管理者試験[水質関係],環境計量士[濃度関係],臭気判定士などの資格の取得を応援します。これらの資格は,この研究室で扱う水質分析の知識や水処理工学の知識,化学の知識などを含む試験で,勉強することにより当研究室で扱う内容についてより深い理解が得られます。また,資格は個人の財産になり,分析コンサルタント業界など関連分野に就職する場合に,役に立つことがあります。

丁寧に指導します

卒業論文,修士論文,博士論文,対外発表原稿・論文など一字一句丁寧に目を通し添削します。社会に出ても恥ずかしくない一人前の文章が書けるように指導します。化学実験操作などの指導や分析機器の調子が悪いときの調整なども丁寧に対応します。困ったことがあったら,いつでも相談に来やすい雰囲気を作ります。アルバイトは禁止しているわけではありませんが,週に16時間(これは,C評価のための最低要件!)研究しない学生には絶対に単位を出しません。また,いままで,何のデータもなく卒業した人や,冊子に製本できる厚さの卒業論文を書かずに卒業した人もいません。厳格に運用しています。

社会・人間に興味を持つ

水環境工学は,純粋な工学というよりは,人間や社会と工学のインターフェースとして機能してきました。これからもそうでしょう。純粋な物理学や数学の法則で支配されている分野ほどの美しさはないかもしれませんが,人間や社会と工学のインターフェースを大切にしています。

人から学ぶということ

研究室で学ぶということの特徴は何かといえば,それは,書物から学ぶだけでなく,人から学ぶということにあるでしょう。学生は先生や先輩から学ぶことがたくさんあるのはもちろん,先生が学生から学ぶこともたくさんある研究室です。各種行事(新入生歓迎パーティー,研究室内での夕食作り,合宿など)を重視しています。

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